トーハツ9.8馬力のキャブオーバーホール

酒ちゃん

2016年10月20日 20:11

午前半休もバタバタでした


嫁の用事で半休を取りましたが、あっという間に終わったんで、キャブのオーバーホールに挑戦。

エンジンが本来の1/3位しか吹き上がらない感じなんで、何人もの先人の知恵を拝借し、思い切ってチャレンジしました。

船外機のカバーを外すと、キャブが見えます。


まずはガソリンを抜いてから、ホースを外します。(既にオイルゲージも抜いてあります)


このホースクリップは指で挟んで抜けました。

ホースは、嵌め込んである奥まで指が入るので人差し指の指先を奥側に引っ掛けてクニクニすると、簡単に外れました。

次に、チョークのプラスティックを指で外し、チョークのバーを抜きます。


続いてアクセルのバーのネジを緩めて、バーを抜きます。


後は、マニホールドとキャブを繋いでいるボルト2本を緩めると、キャブが外れました。


キャブの底側から固定してあるネジ4ヶを外して、真っ二つ。



先人の知恵ではキャブクリーナーの中に浸けるとか書いてありましたが、昼から会社なんでキャブクリーナーを吹き付けるのみとしました。

現象からして、メインジェットの詰まりと判断してたんで、散々吹かした後、細い針金でシコシコして再度キャブクリーナーを吹き付けて完了。


上側の小さい赤丸は、燃料がキャブの中に一杯になった時にフローターに押されて燃料をストップさせる円錐形の部品が入っています。

1回目は、ここの清掃をしなかったのでプライマリーポンプを押したときにフローターが上手く動かず(円錐形の部品が上手く穴に入らず)燃料が止まらないためにオーバーフローしました。

再度組みつけたキャブをバラし、小さな赤丸横のネジを外してクリーニングし、再組み付け。

今度は、バッチリでプライマリーポンプがカチンコチンになっても燃料は漏れませんでした。

水道からホースを引っ張り、水を通しながらチョークを引いてエンジン始動。

見事にエンジンスタート。

ところがどっこい、キャブからエンジンオイル噴出?

オイルゲージを嵌めるのを忘れてました。

大慌てでエンジンを止めた後、吹き出したオイルを奇麗に拭いて、再度エンジン始動。

今度はバッチリでした。

かなり高回転まで回しても、息つきすることもなく回ったんで、これにて修理完了。

後は土曜日にテストするだけとなりました。


あなたにおススメの記事
関連記事